ルース インペディメント (Loose Impediment)

  2006年の全英女子オープンの出来事ですが、ミッシェル・ウィーのバンカーショットでクラブがボールの手前にあった蛾の死骸 (ルースインペディメント) に触れていたことで 2打罰のペナルティーが科されました。本人にとっては、かなり辛いペナルティーだったことでしょう。ルースインペディメントとは、コースにある小石、落ち葉、小枝、虫、糞などで地面に埋まっていないもののことですが、関連するルールには分かり難いものが少なくありません。

まず、ハザード (バンカー または ウォターハザード) 内からのショットに係わる基本的なルールとして覚えておくべきことは、クラブをソール出来ないということですが、加えて、ルースインペディメントに手やクラブで触れることが出来ないというルールがあること。このルールに反した場合、ストロークプレーであれば 2打罰、マッチプレーでは そのホールの負けというペナルティーが科されます。

例えば、ウォーターハザードの草むらに枯葉があった場合などは、ボールを打つ前にその枯葉にクラブが触れれば、ルースインペディメントにクラブが触れたことになりますから、ペナルティーが科されるべきです。このルールを知らずに、ルール違反を犯している人は、多いはずです。なお、その他のルースインペディメントに関する知識として知っておきたいことの中から重要なものをリストアップして見ました。

1) 大きな石でも地面に埋まっていないもので動かせるものは、ルースインペディメントとなる。
2) 一部が地面に埋まった小石でも、簡単に動かせるものは、ルースインペディメントとなる。(ただし、大部分が埋まったものは、地面の一部と考えられルースインペディメントではない。)
3) 虫や昆虫の場合は一部が地面に入っていてもルースインペディメント。
4) 砂や土は、パッティンググリーン上にあるもの以外はルースインペディメントとはならない。
5) 一部が地面や木に付いている芝や小枝もルースインペディメントではないので、これを取り除けば ライの改善で 2打罰のペナルティー。
6) 露は、手やタオルなどで取り除けば、ペナルティーの対象となるが、霜や雪はルースインペディメント扱いとなる。


 
 
 
 

 
 
 
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